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Broadcast Wave Format (BWF) は、マイクロソフトのWAV音声ファイルフォーマットの拡張であり、映画やテレビで使われているノンリニアデジタルレコーダーの録音フォーマットとしてよく使われている。 日本では、これを拡張したBWF-Jという規格が使われている〔技術委員会オーディオ部会 BWF-J ワーキンググループ報告 一般社団法人日本ポストプロダクション協会、2005年11月7日〕。 == 概要 == 1997年、欧州放送連合が仕様策定し、2001年と2003年に改定されている。 このフォーマットの目的は、各種コンピュータプラットフォームやアプリケーションでの音声データの円滑な交換を可能にするメタデータを追加することであった。従って、メタデータの形式が指定されていて、音響処理においてそれら情報を参照可能になっていて、他の記録との同期が可能である。このメタデータは標準のWAVファイルに追加された拡張チャンク(RIFF参照)に格納される。 BWF形式のファイルの拡張子は .WAV である。 本来の WAV 形式でのチャンクに加えて、次のようなチャンクが追加されている。〔BWF User Guide 欧州放送連合〕 * BWF本来の Bext チャンク ('bext') * iXMLチャンク ('iXML') * クオリティチャンク ('qlty') * MPEGオーディオ拡張チャンク ('mext') * ピークエンベロープチャンク ('levl') * リンクチャンク ('link') * axmlチャンク ('axml') * コンティニューチャンク ('cont') 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Broadcast Wave Format」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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